【PowerApps】LookUp関数の使い方

目次

LookUp関数の基本的な使い方

まずLookUp関数とは

Lookup関数は、別のテーブルから値を取得することができます。
特徴は、最初に見つかった1件のレコード返すところです。

基本的な構文

Lookup(テーブル, 条件式 [※ここは省略可能, 列] )

テーブル・・・SharePointのリスト等の名前。

条件式・・・「リストの中のこのレコード」を指定する式。

列・・・条件式で指定したレコードの特定の情報を指定。省略可能。

LookUp関数の特徴

LookUp関数の1番の特徴は、最初に見つかった1件のレコード返すところです。
ですので、 LookUp関数で2件以上のレコードを取得することはできないので注意してください。
2件以上のレコードを取得したい場合は、Filter関数などを使いましょう。
Filter関数については下記記事をご参照ください。

また、他にも完全一致でないとレコードを返さない特徴もございます。

基本的な使用例

下記のような取引先リストがあったとします。
LookUp関数を用いて、所在地で取引先を検索するアプリを作ってみます。

右の「取引先リストに登録されている会社」は先ほどのSharePointに登録したリストをギャラリーで全てのアイテムを表示させています。

そして、左は検索窓と検索結果を表示するギャラリーです。
検索窓は[adressInput]という名前の「テキスト入力」を設置します。
そして検索結果を表示するギャラリー(SearchCompany)の「item」に下記コードを入力。

LookUp(取引先リスト,住所 = adressInput.Text)

設定は以上です。アプリで動きを確認してみると、問題なく絞り込みできています。

LookUp関数の使用例

まとめ

今回は、LookUp関数について紹介しました。
「完全一致でないといけない」「最大1件のレコードしか返さない」という特徴を持った関数です。
向き不向きを見極めて使っていきましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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管理人

2000年生まれの23才/男/高卒
派遣で車のパーツを製造する企業のDX推進課に勤めています。
極めたい事は魚釣り。フリーランスになりたいのでどなたかおPowerAppsのお仕事ください。保有資格:LPICレベル1/Azure Fundamentals/Azure Solutions Architect Expert(LPICとAzureは業務で使用したことないです。。。)
使える言語:HTML/CSS/JavaScript(jQuery)
こちらに連絡ください。。→info@power-magic.jp

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