【PowerApps】Patch関数の使い方

Patch関数の使い方
目次

Patch関数の概要

まずPatch関数とは

データソースのレコードを作成、更新することができます。

Patch関数の説明(公式ドキュメント)

基本的な構文

Patch(データソース, レコード, 変更内容)

使用例

レコードを追加

Defaults関数を組み合わせて、データソースにレコードを追加して行きます。Defaults関数については下記の記事をご確認ください。

アプリの画面右上に会社名を入力する「CompanyNameInput」とデータソースにレコードを追加する「Button1」を設置。
Patch関数は、「Button1」のOnSelectに書きます。

Patch(取引先リスト,Defaults(取引先リスト),{ タイトル:CompanyNameInput.Text})

レコードを更新

レコードの更新には、LookUp関数と組み合わせて更新していきます。
LookUp関数は、データソースからレコードを取得することができます。特徴は、最初に見つかった1件のレコード返すところです。
Defaults関数については下記の記事をご確認ください。

下のアプリは、取引先リストに登録されているレコードをギャラリーで表示しております。
「会社名」「郵便番号」「住所」それぞれ編集できるように「TextInput」で設置しております。
そして変更内容を保存できるように、レコードの右端に保存ボタンを設置しております。
保存ボタンのOnSelectに設定しているPatch関数は下記コードになります。

Patch(取引先リスト,LookUp(取引先リスト,ID = ThisItem.ID),{タイトル:CompanyName_Input.Text,郵便番号:PostNumber_Input.Text,住所:Adress_Input.Text})

まとめ

今回は、Patch関数の概要、使い方を紹介しました。
フォームを使わずにリストにレコードを追加、更新できる便利な関数です。
私も、上手に使いこなせるようになりたいです!
最後まで、読んでくださりありがとうございました。

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管理人

2000年生まれの23才/男/高卒
派遣で車のパーツを製造する企業のDX推進課に勤めています。
極めたい事は魚釣り。フリーランスになりたいのでどなたかおPowerAppsのお仕事ください。保有資格:LPICレベル1/Azure Fundamentals/Azure Solutions Architect Expert(LPICとAzureは業務で使用したことないです。。。)
使える言語:HTML/CSS/JavaScript(jQuery)
こちらに連絡ください。。→info@power-magic.jp

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