【PowerApps】Defaults 関数の使い方

目次

Defaults関数の概要

まずDefaults関数とは

Defaults関数とはデータ ソース(SharePointのリスト 等)の既定値を含むレコードを返します。
既定値をサポートしていない場合は、空レコードを返します。

Defaults 関数の説明(公式ドキュメント)

既定値とは?

SharePointのリストの列の編集にある「規定値」のことです。
規定値をサポートしていない種類もあるので注意してください。

列の編集の既定値

既定値を設定しておくことで、レコードを新規登録する際あらかじめ入力された状態にすることができます。
空白でレコードを追加することを防ぐことができます。または、同じ値を入力する手間を減らすことができます。

新しいアイテムを追加

基本的な構文

Defaultsデータソース )

Defaults関数と組み合わせる関数

Patch関数と組み合わせた例

Patch関数については下記の記事をご確認ください。

アプリ上でデータソースにレコードを追加する時に組み合わせます。

Patch関数を使って取引先リストにレコードを追加します。

アプリ画面上では、会社名のみしか入力できませんが、Defaults関数と組み合わせている為、他の郵便番号と住所は、既定値が入力されます。

Patch(取引先リスト,Defaults(取引先リスト),{ タイトル:CompanyNameInput.Text})

アプリ上で、「テスト株式会社」と入力し「登録」をクリック
SharePointのリスト上で確認してみましょう。
入力していない、郵便番号には「111-1111」、住所には「東京都」とDefaults関数により既定値が入力されています。

まとめ

今回は、Defaults関数を紹介しました。
Patch関数とよく組み合わせられる関数です。
上手に使うと、登録防止や作業を減らすことができる強力な関数です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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管理人

2000年生まれの23才/男/高卒
派遣で車のパーツを製造する企業のDX推進課に勤めています。
極めたい事は魚釣り。フリーランスになりたいのでどなたかおPowerAppsのお仕事ください。保有資格:LPICレベル1/Azure Fundamentals/Azure Solutions Architect Expert(LPICとAzureは業務で使用したことないです。。。)
使える言語:HTML/CSS/JavaScript(jQuery)
こちらに連絡ください。。→info@power-magic.jp

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