【PowerApps】set関数の使い方

目次

set関数の基本的な使い方

まずset関数とは

グローバル変数を設定することができる関数です。

基本的な構文

Set( 変数名,  )

PowerAppsでのグローバル変数とは

同じアプリ内であれば、どの画面でも利用できる変数のことです。
中学生の時に習う、Xの方程式をイメージしていただけたらと思います。Xに数値を代入するようなイメージです。
ただ、グローバル変数では、

  • 数値
  • 文字列
  • レコード値

などが設定できるところです。

set関数を使うメリット

  • 繰り返し利用ができる
  • 可読性が上がる
  • 保守性の向上

上記のようなメリットがあります。

繰り返し利用ができる

set関数を使うと、長い計算式やカラーコードなどを繰り返し使うことができます。

簡単な例

[App]の[OnStart]に背景色を指定するためのグローバル変数を定義しています。

背景色を指定したいアイテムの[DisableFill]に先ほどの変数名をセット。

可読性が上がる

set関数を使うことで、可読性が上がります。変数の名前を適切に設定していれば、後から見直した際、複雑な計算式でも何についての計算なのか理解しやすくなります。

簡単な例

「計算」ボタンを押したら、
実行されるように[OnSelect]に、
グローバル変数をセット。

うまく設定できていたら、計算してくれます。今回は合計と平均ですが、複雑になればなるほど、変数の力を実感できると思います。

保守性の向上

set関数を使う事で、保守性が向上します。アプリの大幅な変更や不具合の修正の際、変数で定義されていたら、1箇所を変更、修正するだけで済む場合があります。

簡単な例

変数で色や計算式を定義していたら、変更したい時に1箇所の変更で済みます。
変更漏れを減らすことができます。

まとめ

今回は、Set関数について紹介いたしました。
他の関数と組み合わせることで、様々な動作を実現することができるので、確実に抑えたい関数ですね。
最後まで、お読みくださりありがとうございました。

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管理人

2000年生まれの23才/男/高卒
派遣で車のパーツを製造する企業のDX推進課に勤めています。
極めたい事は魚釣り。フリーランスになりたいのでどなたかおPowerAppsのお仕事ください。保有資格:LPICレベル1/Azure Fundamentals/Azure Solutions Architect Expert(LPICとAzureは業務で使用したことないです。。。)
使える言語:HTML/CSS/JavaScript(jQuery)
こちらに連絡ください。。→info@power-magic.jp

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